飯名碧水のエッセイ

【子どものころの泡沫話】

特別扱い
特別扱い以下の「例話」は僕自身の経験ではありません。ただ「特別扱い」という言葉に関して、僕なりの思いを綴ったに過ぎません。僕自身も最近、町内会役員の順番が回ってきて、不遜ながら、お断りしたところです。開口一番、「役員は強制ではありませんから…
常木(つねぎ)
常木 母は、増上寺も程近い、東京は芝の生まれである。 母の父親つまり僕の祖父は、その芝で運送業を営んでいた。祖父は、芝一帯に拠点を構えるヤナセの本店から、アメリカ製のフォード・トラックを調達し、家業に使っていた。 当時、車はまだ普及しておら…
ずっと小説家になりたかった僕が語る、奈津子の死|第18回「文芸思潮」銀華文学賞(小説)・入選
ずっと小説家になりたかった僕が語る、奈津子の死 中学生の時、遠藤周作のエッセイ集と出会い、純文学の作家というものに憧れを持つようになった。 もっとも、今考えてみれば、僕は小学生の頃から本には親しみを感じていた。子供向けの偉人伝から始まり、中…
女だてらにストリップを拝見した私
筆写をまた始めた。手本は、作家・佐藤愛子だ。この8年間必死に修行を続け、文章の「イロハ」は体得したが、未だ「ホヘト」が解せない。漫才師が集まって夜中、テレビで話しているのを見ていると、まるで学校の職員室の先生方のようだ。一方、本物の先生は1…
一度結婚してみなさい
一度結婚してみなさい 男が女を選び、女が男を選ぶことの中には、選んだその人の全人格が現れている。器量さえよければあまり利口でなくてもいいという人、力のある男であればたとえ馬面でもかまわぬという人、何よりも品性を大事に考える人、セックスを第一…

【幸齢になってからの泡沫話】

【思わずこだわってしまった泡沫話】