地震 

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 ベネズエラで大地震があった。現状では踏んだり蹴ったりという状況だろう。そんなことを考えていたら、神奈川県の拙宅でも、昨日(2026/6/26)、比較的大きな地震に見舞われ、2階では棚から少しだが物が落ちた。
 ベネズエラといえば、1970年代にはネスカフェのCMでも登場した国。南米のヨーロッパとしてその豊かさを謳歌する内容だった。
 ベネズエラといえば、なんと世界第1位の石油埋蔵量を誇る資源国である。ただし石油が大地の下に眠っているからといって即その国が豊かになるわけではない。
 ドバイやクウェートのように戦略物資としてその生産と管理を行ない、国際政治の舞台にデビューしてこそ、富が集中する。
 1970年代は、日本では、高度経済成長期から安定成長期へと移行した時代。僕は1958年(昭33)の生まれだが、中学から高校へ上がる時(1973年)を境に、中東戦争が勃発し、時代の潮目が変わった。例えば、それまで高級家具のようだった20型カラーテレビの仕様が、急に貧相になったことを覚えている。
 その一方で世界市場では石油価格が高騰し、いやがおうでも各国はベネズエラの石油に注目し、この国に富が集中した。その頃のベネズエラがネスカフェのCMで映像化された。
 その後、ベネズエラはチャベス大統領の独裁政権下に置かれ、その後継政権が、米国トランプ大統領による国家転覆の圧力で崩壊した。
 独裁政権下では石油を国家の戦略資源とするなど叶わぬ夢だったのだろう。