叙勲と叙位
父が亡くなって今年の春で丸5年が過ぎました。
「叙勲」というと批判も多いのだろうと思います。国の税金を使っている訳ですから。父の場合、旧・日本電信電話公社に勤務していました。公務員に近い身分です。「春秋の叙勲」では漏れ、父の場合は、「高齢者叙勲」で「瑞宝双光章」をいただきました。内閣総理大臣名が、安倍晋三となっています。
その「叙勲」と対になっているのが、「叙位」です。本人死亡後に叙されるものです。これがなかなかシビアーなのです。父の死亡後、1週間以内に、地元区役所で必要書類を整えて、「内閣府賞勲局」に提出しなければなりませんでした。ただでさえ悲しいのに、役所の人間が窓口で駄目出しをしてきます。3度ほど通いました。葬儀代の補助金支給も併せて申請していました。
結局、窓口では大声で叫んでしまいました。警察を呼ばれるかと思いましたが、事はなんとか無事に収まり、すべての申請が受理されました。
叙位では、内閣総理大臣名が、菅偉宣となっています。生前の父がこの叙位をとても楽しみにしていました。こちらとしても苦労が報われました。
僕自身は社会では鳴かず飛ばず。叙位の申請なんて、かなりの違和感があったもの事実ではあります、汗。
小倉 一純
※実際には現NTTの担当部署の仲介で内閣府賞勲局に書類が提出されるという段取りになっていました。法律では死亡後20日となっているようです。それに間に合うように、NTTからは「1週間以内でお願いします」という要請がありました。
【後日談】
拙宅が懇意にしているお掃除屋さんがこれを見て、
「なんであんたが勲章なの!」
といわれてしまいました。
「あッ、それっ、僕じゃないですよ」
「それなら分かった」
おあとがよろしいようで…… ♪



