2025-04

短編小説・5G芸術文庫

賊軍なのか、官軍なのか

【作品紹介】この作品は事実に基づいた短編です。生前の父からの聞き書きです。ただ、僕が実際に見聞きしていないことも綴っています。その点を考えると「エッセイ」に分類することはできませんでした。僕の父は旧・日本電信電話公社に勤める公務員でした。準...
随筆・エッセイの王道

古戦場に建つ我家|随筆春秋 第63号・掲載

【作品紹介】バブル景気が始まった年にこの地へ越してきました。ところが、眠っていると悪夢にうなされる。戦国時代の兜をかぶった武者のイメージが頭を過る。土地には思いもよらない過去が浸み込んでいるものだ、というある種の感慨を抱きました。
短編小説・5G芸術文庫

唐変木な小父さん

【作品紹介】東京新聞で募集している300文字小説を意識しました。ダメンズな自分をモチーフとしています。
短編小説・5G芸術文庫

妖怪

【作品紹介】短編小説「結界」をモチーフに話を膨らませました。病を得てからの僕の心象風景を綴っています。
短編小説・5G芸術文庫

結界

【作品紹介】自宅生活を余儀なくされていましたが、僕が純文学を始めたことが契機となり、高校時代の仲間がグループで我家を訪問してくれるようになりました。その折りの僕の心象風景を綴った創作短編小説です。漫画家・水木しげるの世界観に触発されてこの作...
短編小説・5G芸術文庫

北向きのアトリエで

【作品紹介】ある時期思った僕の理想の将来像を短編小説として綴りました。『旧・デッサン』ではエロ描写満載でしたが、『北向きのアトリエで』ではそれらをすべて排除しています。僕は50歳も過ぎて純文学を目指そうと真剣に考えました。そのためには、官能...
随筆・エッセイの王道

製鉄所と彼女|随筆春秋 第61号・掲載

【作品紹介】社会人になって最初に勤務したのが、製鉄会社でした。大学時代とはあまりに空気の違う世界観がそこにはありました。同じ経理課に彼女が出来ました。
ちょっと怖いエッセイ

ススキノの思い出

【作品紹介】札幌は、東京のように、池袋だ、新宿だ、新橋というように、あちこちに大きな歓楽街があるわけではありません。ススキノの一択です。僕の学生時代(1979~1984)、札幌の人口は140万人ほどだったと思います(現在は200万人)。それ...
ちょっと怖いエッセイ

20年前の記憶

【作品紹介】バブル景気崩壊後の話です。現在は大きな銀行を「メガバンク」といいますが、当時は「都市銀行」と呼んでいました。そんな信用ある銀行もバブル景気に絡み罪作りなことをすることがありました。
ちょっと怖いエッセイ

ホテル雅叙園東京

【作品紹介】ホテル雅叙園東京に他意はありません。父の思い出話です。それにしては内容が少々物騒です。世の中、思いもよらぬ恐いことがいろいろとあるものだ、と思いました。